弊社では配達の業務があります。
配達の管理は、受注→管理→振分→振分案件確認→配達→配達完了→運転日報というフローですが、手書きとエクセルが混在したワークフローでした。
デジタル化により、情報がデータベースに集約され、ペーパーレスとエクセルレスが実現しました。
また、配達先の位置関係もMAPに表示され、一目で配送先の分布を把握する、また配送先をセットすると自動で最短ルートを表示するといった機能も便利です。
エクセル、手書き、FAXでワークフローが安定した形で運用できておりました。運用自体が安定していること、また、全社的にデジタル化の経験がなく聞きなれなさ、やりなれなさも合わさって、デジタル化が大変なイメージを皆が持っていました。しかし、すぐにプロトタイプを作れることと、それを触りながら体験として基本的な進め方が理解できることで、加速度的に進んでいきました。
よく言われることかもしれませんが、プロトタイプがすぐに作れる環境は非常に大切で、すぐに作って試すことが質やスピードを高め、様々な先入観すら払拭してしまうのだなと肌身で感じました。